<あっちぇる>とは ＜あっちぇる＞は、良いものを皆さんにお知らせ、お伝え、提供する会社なんです。 ジャンルの垣根を越え、『音楽』（クラシック音楽からジャズ、ポップス、童謡、など）や、「空間芸術」として捉えれば　『語り』、『朗読』など　美しい日本語によ る、お話のＣＤまで携わっていきたいと思っています。 またポエム集、楽譜をはじめとする作品の出版、コンサートの企画も含め、素敵な、良質な作品を提供していく会社でもあります。 ＜あっちぇる＞　には＜こだわり＞があります。 それは＜本物＞。パフォーマンス先行型ではなく、しっかりとした実力を持ち、信念をもって活動しているアーティスト、また、メディアに取り上げられない、とっても小さな作品でも本物の持つ輝きがある作品ならば、そのような人・作品にスポットを当てて皆様に紹介し、提供していきたいのです。 聴く側、見る側の好みは色々あるかとは思いますが、私たちの考える＜本物＞を皆様に紹介し、満足して頂けたら幸せだと思います。

　
　
　
　

それは「ことば」から 　いつの頃からだろうか、若い人たちの会話が理解できない部分が、多くなった。昔から、略語や省略語はあったが、今や、頭文字の部分だけで話が通じてしまうようだ。 こどもが育つ、人が育つことは、少なからず周囲の環境の影響を受けることは、当り前のこと。とすれば特に子どもは、周りがどんな環境であるかが、大事であるかは言わずもがなである。ことばもしかり、古来より日本は仕草や、礼儀作法はもちろん「ことば」も美しい国だと言われてきた。 ことばはコミュニケ−ションの大事な手段の一つである。今、人との関わり方が薄いとか、関わり方がわからないとか、コミュニケーションが上手くとれない事が話題になるが、この一因は、しっかりした「ことば」で、会話が出来ていないことではなかろうか。 二木さんの朗読には、ことばの美しい響き、温かさ、相手（聞き手）にしっかり意思を伝える強さ、表現のうまさがあり、それが、大きな感動をもたらしている。文学の素晴らしさを再認識させられるとともに、今様に言うなら、ことばの品格を感じさせられるのである。何としても、この美しいことばと、素晴らしい表現を多くの人にも伝えたいという思いが、二木さんの朗読を聞くたびに強くなった。また、音楽とのコラボレーションによってさらに、表現が豊かになることも、おおきな発見であった。 コミュニケーションの第一歩は、ことばから。今一度ことばの大切さを見直し、多くの人々に感動を味わってもらいたいものである。せめて、人との会話は、略語ばかりが行きかうのではなく、美しい日本語が溢れる日々であってほしいと願い、全国何処へでも出かけ、二木さんの朗読で、ことばの持つ力、素晴らしさを伝えたい。

あっちぇる株式会社　取締役 岸本　弘子